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ディスカスの食性

ディスカスは不思議な魚です。
基本的に動きがものんびりしているし、泳ぐのが得意じゃなさそうです。むしろ浮いてるのが得意!?
まん丸の体は水流に流されてしまうし、物の隙間にも隠れられません。
さらに、じーっと人間を長時間見つめていたり、性格がどこか抜けています。

こんな風にじーっと見ています
DSC03546s.jpg

飼育下のディスカスの餌は、ハンバーグ・アカムシ・固形飼料など、動物質に偏っています。
こんな魚に食べられる動物はいるのか・・・と言う疑問が頭にある中で、とある論文を発見しました。

William, 2008がテフェ地域のSymphysodon haraldi(グリーンディスカス)を調べ、論文にしています。

ディスカスの食べ物は雨季と乾季で少し違うようです。
雨季の食べ物は、Detritus+藻類+植物のミックスがメイン!食事の75%以上と書かれています。
そして、残り25%は甲殻類、甲虫の幼虫、アカムシなど動物質とあります。特にアカムシは10%を占めます。

乾季もDetritus+藻類+植物が主食には違いありませんが、60%くらい。さらに木の皮や木片が10%。
乾季はカイエビ、甲虫の幼虫の比率がそれぞれ食事の10%を占めるまでに増えます。
また、アカムシは雨季と同等の10%。
動物質が雨季より増えています。

ということで、なんと野生ディスカスは水底のゴミみたいなものを常食しているようです!
一方で飼育下のディスカスは、動物質を常食しています。
元々、米・野菜・魚を食べていた日本人の食事が欧米化したのに似ています。
高カロリー、高たんぱくの食事は、体がデカくなります。
見栄えのする魚に育てるには動物質メインの餌が良いと思います。
ディスカスハンバーグを開発した人の着想は驚異的です!

さらに、同論文には、雨季はほとんどの個体が常時満腹に近いくらいまで食べまくっているのに対し、乾季はあまり食べていないと書かれています。
乾季時、捕獲した30%の個体は胃が空だったとか。
餌がないのか、食欲がないのかわかりませんが、乾季のディスカスは痩せてるのかもしれません。

William G.R. Crampton (2008) Ecology and life history of an Amazon floodplain cichlid: the discus fish Symphysodon (Perciformes: Cichlidae). Neotropical Ichthyology 6(4), 599-612


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稚魚53日目

孵化後53日目の稚魚(♂ブルーマックス×♀ピオワルロート)の様子です。
背びれ、尻ビれが伸び、縦方向にサイズアップしました。
ディスカスらしい体型に近づきつつあります。
体色はブラインシュリンプ色、オレンジです。

餌は平日1日3食。休日は5食。
孵化後45日を超えたあたりから、ハンバーグも食べさせています。
1回の食事で、ハンバーグ:ブラインシュリンプ=1:3くらいの配分で与えます。
ハンバーグは一口大(200μm角)に切り、着底前に食べきる量を数度に分けて投入します。
ハンバーグをあげた後で、ブラインシュリンプ。
ブラインシュリンプは真水でよく洗ったものを一気に入れます。
量の目安は腹が満杯近くに膨れるまで。

ブラインシュリンプを食べているところ(サイズは3cm-1.5cm)
DSC03530s.jpg

一番大きい稚魚ディスカス(3cm)。小さい上に動きが機敏でうまく撮れません。
DSC03537s.jpg

ブラインシュリンプはサテライト+500mLペットボトル2本で湧かしています。
DSC03536s.jpg

ブルーマックスペアの卵は白化し、カビが生えました。未授精だったのか、ヒーターの熱にやられたのか。
次は産卵塔に産んでくれることを期待します。
DSC03544s.jpg


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ペア

繁殖の近況です。

まず、現在、育成中の子魚の両親です。
♂は発情時に濃い青が出ます。ラインに近い虫食い模様。体型は良好です。
しかしながら、繁殖開始時期が早かったため(生後1年)体が小さめ。体長14cm。
♀はラインが控えめで地の赤が多めのピオワルスキーロートターキス。体長15cm
色揚げ餌は与えてないため、写真がこの個体のナチュラルな体色です。
(他の魚につつかれて、少しボロってしまってます)

目的はブルーマックスの地肌に赤を持ってくること。結果が出るのは1年後です。

体着して間もない頃(2か月前)
DSC02920s.jpg
お父さん-ブルーマックス(発情中 as of today)
DSC03513s.jpg
お母さん-ピオワルロート(混泳水槽にていじめにあっています。ヒレと体が傷だらけ。なぜか発情 as of today)
DSC03511s.jpg

そして新ペアです。
♂、♀ともにブルーマックス。
♂は幼魚時、地肌の赤が強い個体でした。現在は同腹の個体よりも青が強く出ています。
額のラインがもっと急角度であれば申し分なし。ヒレの広がり方も良いレベルです。
体長14.5cm。
♀は頭部に濃い青がでています。
体は小さめですが、頭部含め全体の形が非常に重厚で好みです。
体長13cm。
♀親の体型、♂親のヒレと体色が上手く遺伝するのを期待しています。

新郎-ブルーマックス
DSC03479s.jpg
新婦-ブルーマックス
DSC03483s.jpg
第一回目はとんでもないところに産卵。
DSC03490s.jpg
新ペアは昨日、ヒーターに産卵してしまいました。
ヒーターの熱で卵が死んでしまうのでは・・・


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プロフィール

Zenra

Author:Zenra
ディスカスを飼育・繁殖させています。CBのみ飼育中。顔つき、体つきにこだわってます。カラー、模様は幅広ーくストライクゾーン。
ブログではディスカスの飼育・繁殖状況、論文紹介、ディスカスよもやま話をつづります。
理系の博士。数年前に研究から引退。かつての専門は分子遺伝学、解剖学と神経生理学。

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